コロナウィルスによる外出自粛生活が約2ヶ月ほど続いて、ついに昨日非常事態宣言が解除されましたね。世間では「やっと解除!」というような喜びの声があふれてる…と思いきや、案外そうでもないのかなというのが個人的な感覚です。
ストレスは最初だけ?
あまり大きな声じゃ言えませんが、私個人としては元の暮らしに戻ることに対して少し寂しさを感じています。
外出自粛生活に入りたての頃は、子供を保育園に預けられないこと、それに伴って仕事が思うように進められないこと、一日3食作ること、そして何より外に出られないことにストレスを感じていました。
公園とスーパーだけの生活
私の住む地域では、公園は外出自粛の対象にならないという基準が発表されていたので、それが明確分かってからは徐々に公園には出かけるようになりました。
公園とスーパーに行く以外はずっと自宅で過ごす生活になってからは、外の空気を吸えることが最高の気分転換になって、それまでのストレスを感じなくなりました。
それどころか、毎日の気候や公園で触れる自然に癒されたり、鳥や虫などの動物の毎日の変化や、逆に変わらずに存在してくれることにとてもありがたさを感じるようになりました。
あんなに苦手だった虫にも今では慣れて結構平気になってきたくらいです(笑)
新しい自分の価値観を発見
コロナウィルスが流行して、このような外出自粛の生活になる前までは、忙しく過ごすことや仕事がたくさんあることが豊かなことだと感じていました。
けれど、コロナの影響で仕事のキャンセルや契約切りとなったお仕事が出て、おそらく妊娠初期ぶりに仕事が忙しくない日常になったのです。
最初はとてもショックで、落ち込んでいました(笑)
けれど、仕事面でも家庭面でも生活が大きく変わったことによって自分でもまさかと思うような発見がありました。
保育園について
まず一番大きなこととしては、子供を保育園にあまり戻したくないということです。
もちろん、保育園に預けなければこれまでのように日中集中して仕事に当たることはできません。けれど、この自粛期間中に一番大きな発見だったのは、子供への影響でした。
子供を幼い赤ちゃんの頃から保育園に預けていたので、病気の時以外は基本的に一日の半分を保育園に預ける生活。それでも、できる限りの「ふれあい」や「愛情たっぷり」を心がけていたので、当然自分は母親業をやっている方だと思っていました。
けれど、今回の自粛生活で24時間毎日ずっと子供と一緒の生活をやってみて、「自分で子育てをしている」感覚を実感したんです。
誤解を招かないように言うと、それまでもきちんと愛情たっぷり注いで精一杯やってきました。
ただ、どこか頭の片隅で仕事などの事をずっと考えてしまって、心ここにあらずな状態だったかな…ということを自覚したんです。
“今”しかできないこと
朝ゆっくり起きたり、お腹が空いたら自分の好きなタイミングで食事を取れたり、家族でゆっくりお茶を飲んだり…
こんな過ごし方は、これまでは旅行にでも行かなければこれまではできませんでした。けれど、2ヶ月もの間、このような暮らし方をすることができたことで今しかできないことに対する価値の高さに気がつかされました。
二度と戻らないモテ期
娘が3歳のこの時期、とにかく朝から晩まで「ママママ」が止まりません。リアルに一日300回くらいは呼ばれてる気がします(笑)
もちろん大変です。そりゃ。
でも、こんなにも甘えられて、求められて、愛を全力でぶつけられ、スキンシップもこれでもかというくらいしてくれるのは、今しかないんだなーと、思い知りました。
こんなモテ期二度とこないです。絶対。
暮らす場所
外出ができなくなり、私も彼も100%リモートワークになりました。
これまでは職場までの利便性がとても重要なことだったけれど、フルリモートになってからは、それよりも豊かな生活が送れる場所を求めるようになりました。
自然がゆたで、食が豊かなこと。そしてコミュニティが肌に合うこと。こんな事を感じるようになりました。
コロナが落ち着いてからの生活
コロナが落ち着きを見せて来ているこの数日、これからの暮らし方を改めて考えてみています。
☑︎家族との時間の過ごし方をこの先どのようにしていきたいか。
☑︎仕事をどうしていきたいか。
どちらも、今しかできないことに主眼を置いて優先すべきことをきちんと考えようと思います。
皆さんはこの期間どんなことを感じましたか?きっとそれぞれに感じたり考えさせられることが多かったんじゃないかなと思います。
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