Ep.4 “別に他人と比べなくたって”【ゲスト・平田麻莉】

フリーランス 女性 平田麻莉 キークエスチョン

直感を信じて自分の道を行く人生の切り拓き方とは?

『Key Question~別に○○じゃなくたって~』、第4回のゲストは平田麻莉さんです。

麻莉さんは、フリーランス協会の代表理事を務め、ご自身もフリーランスでPRやライターのお仕事などもこなすスーパーウーマン!プライベートでは、20代で結婚後、二人のお子さんを育てるお母さんでもあります。

そんな活動的な麻莉さんが、自分の直感を信じて、しなやかに人生を切り開いていったエピソードをお話してくださいました。

仕事が楽しくないと感じている方や、つい他人と自分を比べて落ち込んでしまう方にとっては特にうれしいヒントがたくさん隠れているので、ぜひ参考にしてみてください。

ベンチャー企業で働く学生時代

(以下、Mariさん談)

大学時代にやっていたTBSの報道のバイトを通して、メディアに興味を持ちました。でも実際、報道されている内容って、国によってぜんぜん違うんですよ。

私はもっとリアルに伝えたいと思って、PRの仕事につきたいと考えるようになりました。

それから大学3年生のときに、知人に立ち上がったばかりのPR会社を紹介してもらったんです。そこは、少人数ベンチャー企業。

とても面白そうだったので、在学中からインターンとして働き、そのまま就職しました。

直観のビビビ!を信じて

その会社に出会ったときは、“ビビビ!”ときましたね。私、かなりの運命論者です(笑)

前に、「人間の直感ほど、優秀な統計データはない」っていう話を聞いたことがあったんです。どんな高性能なコンピューターよりも、人間の脳には多くの情報がインプットされていて、そこから弾き出されたのが“直感”だって。

その話を聞いてからは、直感を大事にするようになりましたね。

突然のドクターストップ

その“ビビビ!”は正しくて、とにかく仕事は楽しかったです。就職してから半年間、1日も休まずに働くほどのめり込みました!平日は朝8時から夜中の2〜3時まで働いて、休日も昼から終電まで仕事してたくらい。

当時は「私は寝なくても、食べなくても平気!」って、自分の体力を過信してたんですよね。

でもある日、脳の回転が遅くなってメールを打つのにやたら時間がかかっちゃったりとか、悲しくもないのに涙が出てきちゃったりとか・・・突然、身体に異変が起きてきたんです。

お医者さんに行くと即ドクターストップになりました。明日から、絶対に仕事休んでくださいって。あのときは本当にショックでしたね。仕事が楽しすぎて「休みたくない!!」って泣きながら、休職期間に入りました。

でも今思うと、あんな働き方していたら身体も壊しますよね。その時期のおかげで、自分の体力の限界も知ることができました。

起こることは全て神様の思し召しだって、思います。

人生のターニングポイント

その後ベンチャー企業を退社して、研究者になろうと思い大学院に入りました。そこでは、いろんな人に出会いましたね。おかげで20代で仕事漬けだった頃の価値観が、ぐんと広がりました。今思うと、それが一つのターニングポイントだったと思います。

そしてもう一つのターニングポイントは、大学院在学中にした結婚と出産。結婚したら「自分と同じくらい大切な人ができた!」って感じて、人生が変わりました。

さらに出産したら「自分よりも大切な人ができた!」って思ったんです。自分のことだけを考えていた独身時代とは、まったく違う。大きなターニングポイントだったと感じます。

それから第一子を出産後、元からあった卵巣の腫瘍が悪性化してるかもと言われて摘出手術を受けました。手術するまで悪性か良性かがわからなくて・・・。結果的に摘出したら再発も転移もない腫瘍だったのですが、“人生”を考えるきっかけになりましたね。

「この先の人生で優先したいもの」がはっきり見えてきたんです。

母親からの影響

フリーランスとして働くことになったのは、母の影響が大きいと思います。

母はじっとしていられないタイプの人で、私が小さい頃は絵の先生をしながらアクティブに活動していましたね。私たちを置いて、オランダに3カ月間、絵の勉強に行ったり(笑)

でもベースには「子育て最優先」っていうのがあって、忙しい中PTAに奔走してくれたりして・・・寂しいという想いは、まったくありませんでしたね。

当時は「フリーランス」って言葉はまだ一般的ではなかったけど、いま思えば母はバリバリのフリーランス。

いま自分がやりたい仕事をしながら、子育てできているのは、そんな母の姿を見ていたからだと思います。

仕事を楽しくないと思ってしまうのは…

仕事ってつまらないイメージを持っている人もいるけど、プライベートと基本は一緒だと思うんです。

「誰かが喜んでくれた」とか「何かを生み出した」とか「好奇心が満たされた」とか「達成感があった」って感じられる面白いこと。

でも、収入や評価ばかり気にしていると、楽しくなくなっちゃうかもしれません。だから生活のためじゃなくて、“どんな気持ちになりたいか”、“何のために働くか”を考えながら仕事をすると、楽しく感じられるんじゃないでしょうか。

別に他人と比べなくたって

今回、私からのKey Questionは

「何を残しますか?」です。

人生には限りがあります。だからこそ、世の中になにか自分が生きた証を残したい。

「子供を産み育てた」でもいいし、「花に毎日水をやった」とか、小さなことでもいいと思うんです。

自分がいなくなったあとの世の中に、何を残せるか・・・なんとなく過ごすよりも、そこを意識しながら生きることは大切だと思っています。

サブタイトルの“別に○○じゃなくなって”は、

「別に他人と比べなくたって」ですね。

迷惑かけたり、裏切ったりしなければ、他人を気にしすぎなくてもいいと思うんです。「自分との約束」みたいな凛とした軸を持っていれば、心は安定するから。

ちなみに私の軸は「嘘をつかない」ということ。自分にも他人にも嘘をつかないように生きることが、私が大切にしている軸です。

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