Ep.16 フリーランス歌手のリアルライフ【ゲスト・シンガーソングライター/西島梢】

Ep.16 フリーランス歌手のリアルライフ【ゲスト・シンガーソングライター/西島梢】

今週ゲストにお迎えしているのは
シンガーソングライターとして
活躍する西島梢さんです!

 

女性組ユニット、
ナナムジカのボーカルとして
2005年から2007年まで活動。

 

この間に生まれた数多くの曲が
オリコンチャート入りするなど
ご記憶に新しい方もたくさん
いらっしゃるんじゃないかと思います。

 

今は二児の母でもある彼女が
どのような人生を送ってきたのか
そしてアーティストって
どんな生活をしているのか?という
なかなか聞けないお話の数々をシェアしていただきました。

 

今はどんな活動をしているか

 

今はシンガーソングライターとして
都内中心にライブさせていただいたり
ラジオをさせていただいたり
歌をリリースさせていただいたりしてます。

 

ナナムジカかという名前で
10年ほど前までは女性ユニットとして
活動してました。

シンガーソングライターになるには?

 

もともと小さい時から
ピアノをやっていたんですけど

それは趣味としてやっていて、
中学校に入った時のコーラス部が
一番大きなきっかけで

 

ステージの楽しさとかもそうでしたし、
その中でも先生が目をかけてくれて
「歌でやって行ったら?」っていう
お声がけをしてくれたんですよね。

 

それで私、調子乗って
「私、歌手にれるの
みたいな感じで(笑)

勘違いから始まってはいるんですけど、

 

そのあと進路を選ぶときに
歌をやりたいなと思って両親に相談したら
ただの歌手って言っても
あまりに漠然としてて

学ぶにはちょっと早いかもしれないから
まずクラシックをちゃんと勉強したら
いいんじゃないかっていう風に言われて
東京の音楽高校、大学に進学したんです。

 

ー両親は反対しなかったのか?

 

しました(笑)最初は「は?」
みたいな
感じになりました。
だけど、うちの母がもともと美大出身で
画家になりたかったけど

画家にはなるなと両親に言われて
大学で歴史を勉強したんです。
なので自分の中でも
どこか未練があったみたいで

それで父を説得してくれた
っていうのがあるんです

 

音楽高校とはどんな所か?

 

音楽高校って23歳の頃から
ピアノバイオリンやってる子しか
受けない

私は趣味でピアノやってただけで
全然音楽高校に入る対策って
全くしてなかったんです。

だから、中学3年生の一年間
ほとんど学校に行かないで
専門の先生に毎日ついてレッスンに行って
東京にも月に1-2回とかレッスンに行って
っていうのを一年間やって。

 

母親が、他の人とは違う人であれ!
みたいな感じで

飛び出してきなさい!
みたいな感じの人だったので

小学校から中学に出るときも
中学から高校に出るときも

私はより広い世界に出て行くんだ!
っていうのを糧にや
っていました。

 

ー親元を離れることへの寂しさや不安はなかったのか?

 

それが全然なくて(笑)
親から離れて
自分で練習もしなきゃいけないし

自分で勉強もしなきゃいけない。
誰からも管理されないじゃないですか。
なので高校3年生ぐらいの時に先生に
「お前いつまでも修学旅行気分でいるんじゃないよ」
と言われたことがあったんですよ(笑)
3年間ずっと浮かれ続けてた
みたいな感じでしたね。

 

ーナナムジカの相方に出会ったのは高校で?

 

そうなんです。寮が一緒だったんですよ。
同じ階に住んでて、ピアノの子で。
ずっと私の歌の伴奏をしてもらったり
プライベートもほとんど二人で過ごしてて。という仲で
何となくその当時から
オリジナルを作ってたりしたんですけど

まさかでもデビューしようとかとは
その時は考えてなくて。

 

大学に入って3年生ぐらいになった時に
このまま大学院に進んだところで
先延ばしになるだけだよね。

というのが相方との間にあって
だったら、
自分たちでできる仕事を見つけよう!
となってデモテープを半年ぐらいで作って
当時拾ってもらった事務所に持って行って
聴いてもらってっていうのが
きっかけなんです。

 

ーデビューしてからの生活とは?お給料などは?

 

この事務所は給料だったんです。
普通の OL さんと同じように
月末に給料があって
ボーナスみたいなのもありました。
お給料をいただいてプラス印税をいただいて。
だけど、個人事業主としての契約なので
国民健康保険だし
基本いろいろ自分でやるんですけど(笑)

 

ーユニット解散の理由は?

 

相方がニューヨークに留学したいタイミングとかもあったし
自分たちのやりたい音楽は何なのかも
ちょっとわかんなくなっちゃったりして
「どうしよう・・・」
って
いうタイミングではあったんですよね。

 

これはありがたいことなんですけど、
リリースっていうのは
芸能界だとタイアップとかがありき。

 


そうすると、
自分たちがやりたい音楽ではなくて

そこに必要な音楽を作ることが重要。
ドラマの主題歌であるとか
映画の主題歌とか
CM ソングだとか
ということが基本になって
まずそのコンセプトに合わせて作る。

 

この曲はアップテンポだとか
バラードだとか
ある程度決まってくるんですよね。
そうなってくると、
当時の私たちがやりたいことが
Maxに出せないという
フラストレーションみたいなのがあって
モチベーションの保ち方とかにも
ちょっと悩んでいた
タイミングだった
ので一旦活動休止という選択をし
ました。

 

ー結婚・出産など女性ならではのライフステージとどのように上手にやっているのか

 

私の周りは、産む直前まで働いて
産まれて2ヶ月ぐらいで復帰
という方が結構いて。

基本みんなフリーランスでやってるので
(ブランクを)空けるっていうことは、
その先が無くなるっていう恐怖感があるし
お仕事って一対一でくるので、
断ることには罪悪感を覚えるみたいで

基本的に入ってきた仕事は
全て引き受けたい!
っていうスタンスでやってる

私の周りの女性の方が多いですね。

 

こういった職業だと
人の目にいかに触れているか

っていうのは大きな要素なので。

 

ー子供がいる時はライブなどはどうされているんですか?

 

私は連れて行かない派なんですよ。
最近は、
おんぶしてライブする人もいるくらい

本当にいろんな方いらっしゃいますけど
私のスタンスとしては、
子供がいると母モードになっちゃうんです。

歌手モードになれなくなっちゃうんです。

 

ー音楽に未練があるのに踏み出せない方たちに一言言ってあげるとしたら?

 

今って人の目に触れる方法って
たくさんあるじゃないですか。
YouTube なり配信なり。


好きなことを、言うだけじゃなくて
とにかく続ける。
続けて、そのスタミナを
キープし続けることが大事なのかなって。

あと、
誰かが何かをやってくれるっていうことは
まずない。

自分から動いて
自分から引き寄せていかないと
何にもならないというのは
私が言えることなのかなって。

 


人の目に触れようとすること

そしてそれを常に続けること。
一発だけ YouTube に上げても
何の意味もなくて、
それを、その気持ちを、ずっとずっと
持ち続けて、
形にし続けることが
一番大事なのかなって思いますね。

 

それってすごい大変じゃないですか。
弱音吐きたくもなるし、
もう誰かやってよ!って思うし。
だけどそこをグッとこらえて
自分で頑張れることじゃないと
だれも付いてこない。

 

人生の落とし穴ってありましたか?

 

人に対する劣等感とかは
抱く必要なかったのかなって。

自分をもっと大事にする、
自分のことを好きになる。

結局自分を大事にするのって
自分だけじゃないですか。

 

誰がしてくれるわけじゃなく自分だけ!
自分の人生じゃん!と思った時に
自分のことを甘やかすわけじゃないけど
自分を褒めて
大事にしてあげるというのが

すごい大事なことなことなのかなと。

 

西島梢さんの「別に○○じゃなくたって」は?

 

これは
別に特別な自分じゃなくたって
です。

 

自分は別に特別に美人ではない
特別細いわけでもない
特別うまいわけでもない
っていうの
あったとしても
結局人と比べてそうなだけであって
自分の中で自分の大好きな部分を
見つけて
いければ
人と比べてどうっていうのなくて
その好きな部分を見つけたら
それを続けていけばいいのかな。

 

「私はここがダメだ、ここがダメだ」
じゃなくて

「ここならいいじゃん」て思えるところ
ちょっとでもいい。
それが別にすごく特別じゃなくても。

ちょっとでも
「私今日、あの人に一言いいこと言えた」
じゃあ、その一言いいこと言ったというのを毎日続けていけば
それが自分の何か特別なものに
なっていくかもしれない。

 

常にスペシャルなものって
みんな別に持ってるわけないじゃない。
でもやっぱり続けていったら
いつかそれが
スペシャルに変わっていったりもするから

そういうことでいいのかなと思うんです。

 

リスナーへのKey Questionはいかがですか?

 

これは
自分のどこが好きですか?
です。

 

自分のどこがいいところなんだろう
人が言ってくれるわけないっていう前提で
自分で自分のいいところを見つけて
その小さいものを大きくして
育てていけばいいのかな思うので。

 

日々少しずつ自分のいいところとか
好きなところを見つけていけたら
ハッピーになるのかな。

 

よくそんな見つけたね!
っていうところ。
そこに行っちゃうんだでもいいね!
っていうところ、皆さん持ってるので。

 

今回はインタビューにお答えいただきまして
本当にありがとうございました!

西島 梢
富山県入善町出身。桐朋女子高等学校音楽科卒業。桐朋学園大学音楽学部在学中より本格的に歌手としての音楽活動をスタート。

数々のライブを経て、2005年ナナムジカとしてメジャーデビュー。ドラマ、CMの主題曲として抜擢される。

2007年活動休止後、7年の休止期間を経て西島梢名義でヴォーカリスト、作詞、作曲家として活動を開始。2016年初のソロミニアルバム『土のかおり 空のかおり 君のかおり』をリリース。アルバムに収録されている『ただいま』は富山あいのかぜ鉄道、西入善駅の到着メロディ。

また、音のわ堂としてバイオリンを弾く体験をはじめ、楽器作りワークショップ、オリジナルの音楽付き絵本の朗読など子供達だけでなく大人も一緒に楽しめる音楽会を各地で開催中。
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